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日に日に暖かくなり、今年も桜の季節が近づいてきました。気の早い桜がチラホラと花をつけるのに始まって、3月末からはいっせいに開花が始まります。
京都市の場合、周囲を山や丘陵に囲まれた盆地のため、標高の低い街中から開花して満開となり、そのあとに周辺の山や丘陵の桜が続きます。平安神宮や京都御苑など市中の桜から開花して、嵐山や嵯峨野が続き、そのあとを鞍馬寺、大原の桜が追いかけていくわけです。
桜は、日本人にとって特別な花。春が来た象徴であるとともに、「以前は誰々とどこそこで花見をしたな」と思い出したり、「来年の桜は見られるかな」などと考えたりしながら見るものであるような気がします。今年もまた、よい桜が見られますように。
なお、桜の開花時期については、次のサイトがお勧めです。京都・滋賀の桜情報(京都新聞)

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京都・桜散策のお勧めコース

1.京都の桜の“横綱”を見に行く

原谷苑の桜原谷苑・平野神社の桜

「この世にこんな桜の園があったのか」と息をのむほど見事な原谷苑と、多彩な桜が天をおおって咲き、縁日も楽しめる平野神社を合わせて、めぐりましょう。

「京都の桜:原谷苑・平野神社」へ

醍醐寺の桜醍醐寺と周辺の名桜

豊臣秀吉の「醍醐の花見」が語り継がれる醍醐寺は、美しさ、規模、歴史と三拍子そろった京都の桜の代表格。周辺のお寺や神社にも名桜がそろっています。

「京都の桜:醍醐寺と周辺の名桜」へ

2.京都の街中で、美しい桜を愛でる

岡崎疏水の桜平安神宮・岡崎疏水・高瀬川の桜

朱色の神殿に紅しだれ桜やソメイヨシノが映える平安神宮と、その周辺の桜を心ゆくまで楽しみます。舟で桜めぐりをすれば、京都の春を満喫。

「京都の桜:平安神宮・岡崎疏水・高瀬川」へ

京都御苑の桜京都御苑・下鴨神社の桜

広大な敷地に美しい桜が並ぶ京都御所から、鴨川沿いの気持ちのよい桜並木をへて、朱塗りの社殿に桜が映える下鴨神社へ到るコースを歩きます。

「京都の桜:京都御苑・下鴨神社」へ

神泉苑の桜二条城・神泉苑の桜

広い敷地で多種類の桜が咲き誇る二条城で桜をたっぷりと堪能し、そのすぐそばにある、名画のように美しい神泉苑で桜を愛でる散策コースです。

「京都の桜:二条城・神泉苑」へ

祇園白川の桜知恩院・円山公園・祇園白川の桜

木造建築としては日本最大の三門の立つ知恩院で観光と桜を楽しみ、京都の代表的な花見会場となる円山公園をへて、祇園の桜を楽しみます。

「京都の桜:知恩院・円山公園・祇園白川」へ

3.桜の名所を、京都観光のポイントと合わせて楽しみながらめぐる

清水寺の桜清水寺・高台寺の桜

清水寺は、京都観光で一番人気のお寺。高台寺は、豊臣秀吉の妻ねねの寺。桜以外の見どころも多く、満足度の高い散策コースです。

「京都の桜:清水寺・高台寺」へ

渡月橋の桜嵐山・嵯峨野の桜

嵐山は、きれいな川にかかる渡月橋を中心に、魅力あるお寺や神社が点在する京都の観光の人気エリア。桜も美しく咲き、春の京都を満喫できます。

「京都の桜:嵐山・嵯峨野周辺」へ

東寺の桜東寺・城南宮の桜

弘法大師ゆかりのお寺としてその名も高い東寺は、京都駅から最も近い桜の園。バスか近鉄で南へ行けば、庭園美で魅せる城南宮へ至ります。

「京都の桜:東寺・城南宮」へ

龍安寺の桜仁和寺・龍安寺の桜

「御室の桜」で知られる仁和寺と、石庭で有名な龍安寺をめぐります。龍安寺の境内は実はかなり広く、随所で美しい桜を見ることができます。

「京都の桜:仁和寺・龍安寺」へ

伏見桃山城の桜伏見桃山城の桜

かつての豊臣秀吉の栄華をしのばせる京都南東、伏見城公園の桜を見に行きます。桜の時期には、ソメイヨシノが咲き誇ります。

「京都の桜:伏見桃山城」へ

4.京都の川の流れに沿って咲く桜を、ハイキング気分で楽しむ

半木の道の桜上賀茂神社・半木(なからぎ)の道の桜

京都の神社の中でもとくに古い歴史があり、朱塗りの建物に桜が美しい上賀茂神社から、春風に吹かれながら賀茂川に沿って咲く桜をめぐります。

「京都の桜:上賀茂神社・半木の道(賀茂川)」へ

哲学の道の桜哲学の道に桜をたどる

東山の疏水に沿った哲学の道にはきれいな桜並木が続き、歴史的な味わいのある遺構、インクラインへ至ります。銀閣寺、南禅寺などもある京都観光の王道コースを散策します。

「京都の桜:哲学の道に桜をたどる」へ

山科疏水の桜山科疏水・毘沙門堂の桜

琵琶湖から京都へ引かれた疏水に沿って、美しい桜並木が続く山科疏水と、古い建物にしだれ桜が映える毘沙門堂を散策する自然豊かなコースです。

「京都の桜:山科疏水・毘沙門堂」へ

背割堤の桜背割堤の桜

本能寺の変のあと、豊臣秀吉が明智光秀を討った山崎の戦いの行われた古戦場の桜を訪ねます。花見の宴を開ける場所として、京都でも貴重です。

「京都の桜:背割堤」へ

5.京都の下町の味わいのあるお寺に桜を訪ねる

雨宝院の桜雨宝院・上品蓮台寺の桜

京都の古い庶民の街の雰囲気が残るエリアに、桜の名木を訪ねます。小さいけれど味わい深く、コースには千本釈迦堂や千本閻魔堂など、個性豊かな名所もあります。

「京都の桜:雨宝院・上品蓮台寺」へ

6.京都郊外の野山に咲く桜を訪ねる

大沢池の桜大沢池・広沢池の桜

観月の名所として知られる大沢池と広沢池の岸辺は、春になると薄桃色の桜におおわれます。野の果てのような寂しさと、美しい桜が溶け合っています。

「京都の桜:大沢池・広沢池」へ

勝持寺の桜勝持寺と大原野の桜

こぼれるようにたくさんの花をつける紅しだれ桜とソメイヨシノが咲き誇り、「花の寺」と呼ばれる勝持寺と、大原野の社寺をめぐります。健脚の方向きです。

「京都の桜:勝持寺と大原野の桜」へ

7.早い時期から楽しめる京都の桜

車折神社の桜車折神社の桜

三船祭りで知られる車折(くるまざき)神社では、3月上旬から河津桜が花開き、山桜や寒緋桜などが続いて、ソメイヨシノが満開に。春を堪能できます。

「京都の桜:嵐山・嵯峨野周辺」へ

※既出(直前/大原、実光院)の紹介コースと重なっています。

平野神社の桜平野神社の桜

平野神社では桜の種類が多く、3月上旬から花を楽しむことができ、5月の初めくらいまで続きます。縁日も出て、楽しい神社です。

「京都の桜:原谷苑・平野神社」へ

※既出(直前/大原、実光院)の紹介コースと重なっています。

8.花期が遅めの京都の桜

実光院の桜大原、実光院の桜

京都大原の小さな寺、実光院には、晩秋から春先にかけて咲き続ける不思議な桜があります。「不断桜」と呼ばれ、春の遅い大原に彩りを添えています。

「京都の桜:大原、三千院・実光院」へ

※既出(直前/大原、実光院)の紹介コースと重なっています。

鞍馬寺の桜鞍馬寺・実相院の桜

雲珠桜(うずざくら)の咲く鞍馬寺では、京都の街中の桜が葉桜になるころ、見頃を迎えます。実相院の桜の開花も、街中よりやや遅めです。

「京都の桜:鞍馬寺・実相院」へ

仁和寺の桜仁和寺の桜

京都の街中でトリを務める大物の桜といえば、知る人ぞ知る仁和寺の「御室の桜」。背丈が低いので、低い目線で見ることができる、名物桜です。

「京都の桜:仁和寺・龍安寺」へ

※既出の紹介コースと重なっています。

★下のポイント名をクリックすると、地図の中央に表示されます。★

【あ行】嵐山公園  雨宝院  大原野神社  大石神社  大沢池  岡崎疏水   【か行】勧修寺  上賀茂神社  祇園白川  京都御苑  清水寺  鞍馬寺  車折神社  蹴上インクライン  高台寺   【さ行】西迎寺  佐野園  三千院  実光院  実相院(岩倉実相院)  下鴨神社  城南宮  勝持寺  正法寺  上品蓮台寺  神泉苑  随心院  背割堤   【た行】大覚寺  醍醐寺  高瀬川  知恩院  哲学の道  天龍寺  東寺  渡月橋   【な行】半木の道  南禅寺  二条城  二尊院  仁和寺   【は行】原谷苑  毘沙門堂  平野神社  広沢池  伏見桃山城  平安神宮   【ま行】松尾大社  円山公園  妙蓮寺   【や行】山科疏水  善峯寺   【ら行】龍安寺  

桜の品種ミニ事典

桜の品種は、300種以上あります。しかし、日本に野生の桜は、わずか9種類しかありません。この桜が交配することで、数多くの品種が生まれたのです。

ヤマザクラ群

山桜

▲山桜(ヤマザクラ)

若葉を出すのと同時に、白か薄いピンク色の花を咲かせます。
【京都で見られるところ(例)】
嵐山・嵐山公園・龍安寺・車折神社・平野神社・高雄・西明寺・龍沢寺・大野原神社


大島桜

▲大島桜(オオシマザクラ)

丈夫で潮風に強く、沿岸部などによく植えられています。京都では葉を塩漬けにして、桜餅に使います。
【京都で見られるところ(例)】
京都御苑・哲学の道・大野ダム公園(南丹市)


エドヒガン群

江戸彼岸桜

▲江戸彼岸(エドヒガン)

淡いピンク色の花を咲かせます。染井吉野よりも、少し早めに花を開きます。
【京都で見られるところ(例)】
二条城・京都府立植物園


紅しだれ桜

▲枝垂れ桜(シダレザクラ)

ピンク色の美しい花を下向きに咲かせます。開花後、日数が経つにつれて、ピンクから白に変わっていきます。
【京都で見られるところ(例)】
醍醐寺・勝持寺・平安神宮・城南宮・常寂光寺・化野念仏寺・嵯峨釈迦堂・佐野園・龍安寺・平野神社・原谷苑・上賀茂神社・光悦茶屋・円山公園・高台寺・京都御苑・ 鴨川半木の道・毘沙門堂・大石神社・善峯寺・法金剛院


マメザクラ群

豆桜

▲豆桜(マメザクラ)

白か薄いピンク色の花を咲かせます。富士山や箱根周辺に自生し、富士桜とも呼ばれます。
【京都で見られるところ(例)】
大江山(丹後)・芦生の森(南丹市)・京都府立植物園


高嶺桜

▲高嶺桜(タカネザクラ)

高山や北海道など、寒冷な場所を好みます。高山に多く、峰桜とも呼ばれます。


カンヒザクラ群

寒緋桜

▲寒緋桜(カンヒザクラ)

2月くらいから咲き始め、美しいピンク色の花をつけます。緋寒桜ともいいます。
【京都で見られるところ(例)】
二条城・車折神社


チョウジザクラ群

丁字桜

▲丁字桜(チョウジザクラ)

「丁」の字の形をした白い小さな花を咲かせます。可憐な姿に人気があります。


ミザクラ群

西洋実桜

▲西洋実桜(セイヨウミザクラ)

多くは白色か淡いピンク色の花を咲かせ、食用になるサクランボをつけます。


さまざまな交配による桜

染井吉野

▲染井吉野(ソメイヨシノ)

江戸彼岸と大島桜の交配種です。江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)が発祥です。 種から育てることが難しく、接ぎ木で増やします。日本国内に数百万本もあるといわれる染井吉野は、その大部分が1本の桜からつくられたクローンのようなものです。
【京都で見られるところ(例)】
京都御苑・哲学の道・岡崎疏水・鴨川・山科疏水・清水寺・平野神社・勝持寺・伏見桃山城・瑞光寺・車折神社・背割堤


里桜

▲里桜(サトザクラ)

大島桜に山桜、江戸彼岸、豆桜などをかけ合わせた品種です。
【京都で見られるところ(例)】
二条城・龍安寺・仁和寺・平野神社・哲学の道・宇治市植物公園


関山桜

▲関山(カンザン)

ピンク色の八重咲きの花をつけます。花は塩漬けにして、桜湯に使います。
【京都で見られるところ(例)】
二条城・延暦寺・梅宮大社・京都府立植物園


御衣黄桜

▲御衣黄(ギョイコウ)

花びらに葉緑素を持っています。京都では、古くから気品のある花とされています。
【京都で見られるところ(例)】
京都御苑・城南宮・雨宝院・京都府立植物園

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