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一休が中興し、千利休が茶の湯を育んだ大禅林

大徳寺の松

▲大徳寺の参道から見た松

京都市街西北部の、南に北大路通が走り、船岡山を望む一帯を紫野といいます。万葉集に額田王が詠んだ「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」という歌が残されていることからわかるように、標野つまり禁猟区となっており、天皇や貴族の遊猟地とされていました。

紫野は平安京の大内裏の北に位置し、平安京を開いた桓武天皇やその子の嵯峨天皇をはじめ、多くの天皇が行幸し、正月の初子の日には小松を引いて、「子の日の遊び」を楽しんだと伝えられています。

鎌倉時代後期、この紫野に建てられた禅寺が大徳寺です。戦国時代の武将や千利休らの茶人、豪商たちの支持を受けて興隆し、歴代に数多くの名僧を輩出して、京都の中でも特別な存在感を放つ大寺院となっています。

大徳寺を訪れると静かな石畳の道が続き、老松古杉がうっそうと茂る中に、厳粛な気が満ちている感じがします。三門・仏殿(本堂)・法堂・方丈が南北一直線に並び、歩いているだけで気持ちがよく、心が落ち着いてきます。

大徳寺は観光寺院ではありません。実際、大徳寺の本坊と4つの塔頭(子院)を除けば、特別拝観の時期を除いて、一般公開は行われていません。 といっても、観光客を謝絶しているわけではありません。
行雲流水。来たる者は拒まず。…といった感じです。

一休が中興を成し、千利休が茶道を極めた臨済宗大徳寺派の大本山は、「本物」を求める京都好きの人々の中で、深く尊崇されています。

【大徳寺を含む京都観光コースガイド】

大徳寺と高峯のゆかしい寺々

【公式ホームページ】

大徳寺

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