余白

洛北の大寺・大徳寺は悠然とした時間が流れる立派なお寺です。そして、その北の高嶺には、京都らしい美しさが心に滲みる、とびきり素敵なお寺が集まっています。心静かに、自分だけの京都を楽しみたい方向けの、とっておきのコースです。

▼地図は一番下にあります。

★この中から興味を感じるポイントを選び、長距離の移動は交通機関を利用して、無理のないペースでまわってください。
★京都市内のバス・電車の乗り換えについては、次のサイトがお勧めです。スマホアプリを入れておくと便利です(アプリ無料)。

【HP】バス・鉄道の達人「歩くまち京都」

★大徳寺の少し西に位置する金閣寺周辺をめぐるコースは次へ。

【HP】金閣寺からきぬかけの路を行く

<チョイスの例>
◎大徳寺→周辺の塔頭→今宮神社(大徳寺を中心に)
◎大徳寺→今宮神社→源光庵→光悦寺(全域を少し駆け足で)
◎源光庵→常照寺→光悦寺(高峯のお寺めぐり)

※交通経路は左記サイトにて検索。

※交通経路は上記サイトにて検索。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

大徳寺周辺で、ゆっくりした時間を楽しむ

悠然とした雰囲気の大きなお寺

大徳寺

大徳寺定番名所s臨済宗大徳寺派の大本山です。鎌倉時代末期の1315(正和4)年に創建され、一休をはじめ名僧・高僧を多く輩出して戦国大名らの帰依を受け、茶人・千利休や豪商たちに支えられ、京都有数の大寺となっています。

大徳寺の魅力は、その悠然とした佇まい。本坊の方丈庭園や聚楽第の遺構と伝えられる唐門(国宝)などは、大らかさで風雅です。
周囲を囲む塔頭(子院)の寺格もそれぞれ高く、司馬遼太郎が「大徳寺の塔頭は、ことごとく第一級の美術館」と語るほど、美しい景観となっています。

【アクセス】京都駅から:市バス「北大路バスターミナル行」に乗り、「大徳寺前」で下車。塔頭の間の静かな道を400m歩く。
【TEL】075-491-0019
【住所】京都市北区紫野大徳寺町53
【料金・時間・休日】境内立ち入り自由
【駐車場】あり(自家用車40台、バス20台)
【HP】大徳寺(臨済禅 黄檗禅)

コースガイド◆大徳寺ー今宮神社:約500m

暮らしに根ざした庶民的な神社

今宮神社

今宮神社今宮神社平安時代の994(正暦5)年、都の悪疫退散を祈って紫野御霊会を営んだのに始まるとされる歴史ある神社です。現在の社殿は1902(明治35)年に再建されました。

「阿呆賢さん」と呼ばれる幅30cmほどの石があり、願い事を唱えながら3回なでて持ち上げると、願いがかなう場合は軽くなり、叶わない場合は重く感じると言い伝えられています。そのため「重軽石」とも呼ばれます。病気平癒を願う場合は、なでるから体の悪いところをさすります。
疫病退散を祈って、桜や椿などで飾られた花傘を中心に、赤毛・黒毛の鬼たちをはじめ約20名の行列がお囃子に合わせて踊り歩く「やすらい祭り」は、京都の三奇祭に数えられています。

格式張ったところのない、庶民の生活に根ざした神社です。

名物「あぶり餅」の2軒のライバル店

あぶり餅今宮神社の門前には「あぶり餅」を売る店が2軒あります。1軒は「一和」。一文字和助というのが本来の店名で、なんと創業は平安時代の1000(長保2)年というので、気が遠くなります。
もう1軒は「かざりや」。店名はもともと神社の装飾品を手がける職人だったことから来ています。こちらは江戸時代の創業で、400年の伝統があります。
餅を串に刺して焼き、きな粉や砂糖、白味噌で味付けしたものですが、材料の仕入先も違えば、タレも秘伝というわけで、味は微妙に異なります。
さあ、どちらを選びますか?

あぶり餅今宮神社の門前には「あぶり餅」を売る店が2軒あります。1軒は「一和」。創業は平安時代の1000(長保2)年。もう1軒は「かざりや」。こちらは江戸時代の創業で、400年の伝統があります。
餅を串に刺して焼き、きな粉や白味噌で味付けしたものですが、味は微妙に異なります。
さあ、どちらを選びますか?

【アクセス】市バス「今宮神社前」バス停から100m。
【TEL】075-491-0082
【住所】京都市北区紫野今宮町21
【料金】境内立ち入り自由
【時間】9:00~17:00
【休日】無休
【駐車場】あり(自家用車44台)
【HP】今宮神社

コースガイド◆今宮神社ー源光庵:バスを利用。

※今宮神社から高峯へ向かうには、「仏教大学前」まで’歩いてバスに乗れば、乗り換えなしで行けます。タクシーも便利です。

迷いの窓と悟りの窓

源光庵

源光庵大徳寺の徹翁義享(てっとうぎこう)が、1346(貞和2)年、隠居所として開いたのに始まります。

江戸時代に入って、1694(元禄7)年、加賀大乗寺の卍山道白(まんざんどうはく)が再興した際、臨済宗から曹洞宗に改められました。 現在の本堂はその年の建築です。
ふたつの丸窓のある門をくぐると、庭の向こうに本堂が見えて来ます。本堂の廊下の天井は伏見城の遺構で、血天井となっています。

本堂には、人間の四苦八苦を表す四角い「迷いの窓」と、禅の心と真理を表す丸い「悟りの窓」が並んでいます。このふたつの窓からは北庭が見えて、とても印象的な景色となっています。

【アクセス】
◎今宮神社から:「仏教大学前」まで450m歩き、「北大路バスターミナル行」の市バスに乗り、「 鷹峯源光庵前」で下車。
◎大徳寺から:「大徳寺前」から「北大路バスターミナル行」の市バスに乗り、「 鷹峯源光庵前」で下車。
◎京都駅から:地下鉄烏丸線で「北大路」へ行く。下車して「北大路バスターミナル」から「北大路バスターミナル行」(循環)の市バスに乗り、「 鷹峯源光庵前」で下車。
【TEL】075-492-1858
【住所】京都市北区鷹峯北鷹峯町47
【料金】大人(中学生以上)400円、小人200円
【時間】9:00~17:00(入場は16:30まで)
【休日】法要行事や改修などによる不定休あり。
【駐車場】あり(少数。紅葉の期間中は利用不可。)
※団体は要予約(11月は団体での予約は受け付けないこともある。)

コースガイド◆源光庵ー常照寺:約250m

吉野太夫ゆかりのお寺

常照寺

常照寺江戸時代初期の1616(元和2)年、美術家として名を残す本阿弥光悦が土地を寄進し、日蓮宗の日乾上人を招いてた開創されたお寺です。
天下の名妓と言われた吉野太夫が寄進した朱塗りの山門へ続く参道は、春になると、少し高地になっている分、市中より少し遅れて桜に彩られます。

境内には本堂と書院が建ち、帯と着物を供養するためにつくられた帯塚の巨石が置かれ、丸窓(吉野窓)で有名な茶室「遺芳庵」や吉野太夫の墓があります。

【アクセス】市バス「 鷹峯源光庵前」から200m。
【TEL】075-492-6775
【住所】京都市北区鷹峰北鷹峰町1
【料金】大人(中学生以上)300円、小人150円
【時間】8:30~17:00(入場は16:30まで)
【休日】情報なし
【駐車場】あり(少数)
【HP】常照寺

コースガイド◆常照寺ー光悦寺:約450m

芸術家・本阿弥光悦の草庵跡

光悦寺

光悦寺光悦寺江戸初期の芸術家・本阿弥光悦が、徳川家康から鷹ヶ峰の土地を与えられ、1615(元和1)年に草庵を結んで、法華題目堂を建てたのに始まります。

寺では門を入ると上っていくことが多いのに対し、光悦寺はゆるやかに下りながら、大虚庵など7つの茶室をめぐります。庭は気品があり、涼やかな風が通り過ぎていきます。

竹を斜めに組んだ垣根に特徴があり、光悦垣と呼ばれ、今でも日本の伝統的な庭に使われています。

【アクセス】市バス「 鷹峯源光庵前」から200m。
【TEL】075-491-1399
【住所】京都市北区鷹峰光悦町29
【料金】大人(中学生以上)300円
【時間】8:00~17:00(入場は16:30まで)
【休日】11月10日〜11月13日
【駐車場】あり(自家用車12台。時期により使用不可。)

コースガイド◆光悦寺ーしょうざんリゾート:約600m

本阿弥光悦の伝統を引く総合リゾート

しょうざんリゾート

画像:公式サイトより

しょうざんリゾート本阿弥家は、室町時代以降、刀剣の鑑定・書画・陶芸・漆芸などに多才ぶりを発揮した家柄で、本阿弥光悦は徳川家康から鷹ヶ峰の地を賜ると、一族を連れて移住し、芸術家村を形成しました。
その伝統を引きながら、今は結婚式場やレストラン、レジャー施設の運営・西陣織や紬の製造などを行う会社になっています。庭園も常時、開放されています。駐車場が広く、食事もできるので、休憩や息抜きにも好適です。

しょうざんリゾート本阿弥光悦は徳川家康から鷹ヶ峰の地を賜ると、一族を連れて移住し、芸術家村を形成しました。
その伝統を引きながら、今は結婚式場やレストラン、レジャー施設の運営・西陣織や紬の製造などを行っています。庭園も常時、開放されています。

【アクセス】 ◎市バス「北木ノ畑町」から100m。
◎市バス「土天井町」から100m。
【TEL】075-491-5101
【住所】京都府京都市北区衣笠鏡石町47
【料金】入場無料。費用は各施設により異なる。
【時間】各施設により異なる。
【休日】無休
【駐車場】あり(300台、無料)
【HP】しょうざんリゾート

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大徳寺  今宮神社  源光庵  常照寺  光悦寺  しょうざんリゾート  

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【HP】金閣寺からきぬかけの路を行く

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