夜の東寺の空に舞う不思議な光の群れ

2008年9月11日、私は東寺の夜景を撮影していました。九州から空路で入って、大阪へ抜ける取材があり、1日だけ自費で延泊して、京都に立ち寄ったのです。
京都に入ったのが夕方だったので、お寺の拝観時間は過ぎたあと。そこで、暗くなるまで街をぶらぶらし、東寺の近くを歩いていたら、初老の男性が話しかけてきました。
「東寺の夜景を撮るんやったら、向こうの角がええ。フラッシュを焚かずに撮ると、金色に光って、きれいやで」
というわけで、駅の反対側にまわりこんだら、歩道橋があり、上ると確かにいいアングル。

もともと夜撮るつもりはなく、三脚もリモートケーブルも持っていなかったので、腕ごとカメラを歩道橋に固定し、数打ちで勝負。
「たくさん撮れば、何枚かブレてないのもあるだろう」という考えです。

ところが…
こんな写真が撮れてしまいましてね。背筋がゾッとしました。
かつて読んだ心霊写真集の説明文の記憶がよみがえります。

寺の上空に舞う死者の魂の群れ

死者の霊にとりつかれそうになったが、守護霊(中央の白い光)によって守られた

…とか何とか。

ホテルに着いて、パソコンで拡大して見てみると、同じ形の光がコピペしたようにダブっていることがわかり、ネオンや車のライトが映り込んだ光学的なものと判断しました。

しかし、カメラのモニターで見ている分には、小さくてそこまではわかりませんし、犬には激しく吠えられるし、デリートするか、お払いを受けるか、本気で迷ってしまいました。

取材していると、時々そういうことがあります。

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