| Q 料亭と割烹は、どうちがうのですか?
A 一般に、料亭には広めの庭があります。京都はとくにそうです。そして、厨房はどこか離れた場所にあり、仲居さんが料理を上げ下げしてくれます。
一方、割烹はカウンターがあって、おとうさん(店主)としゃべりながら食べることができます。東京でも似たようなものですね。
Q 料亭や割烹には「一見さん、お断り」の店が多いそうですが…
A 京都でも、最近は、電話しておけばオーケーの店が多いと聞いています。
「一見さん、お断り」は、知り合いを大切にしたいという気持ちからきているもののようです。お客をたいせつにすれば、何代にもわたって来てくれますから。
京都の人は、情が細やかで、深いのです。1年経っても、おぼえていてくれます。事前に1本の電話をかけるだけで全然ちがうのは、地元京都の人も同じということです。
そして、親しくなれば、お品書きにない料理をつくってくれたりするらしいですが、管理人は地元の知人や出版関係者とたまにどこか行くくらいなので、なかなかそのレベルにはなりません。
Q 値段は、不明朗だって聞きますが…
A 確かに、値段をお品書きに書いていない店も多いです。それに、料理の数がちがっても、値段は変わらないこともあります。が、これはお客を満足させるのを重視しているためでしょう。少ない方が「標準」で、多くなった分は「サービス」と考えてよいのではないでしょうか。
また、お金のことを露骨に扱うのを嫌うのが、京都の文化です。不安なら、予約するときに、値段を確認してください。
店を出るときにワリカンなんて、いちばん不細工と見なされます。
Q チップは必要ですか?
A 基本的には、いらないと思います。とくに、「チップをあげるから、サービスしてくれよな」みたいな押しつけを言外にこめた渡し方を初めにするのは、みっともないと思います(嫌味なく渡せる人もいますけど、ま、キャラ次第ですね。)
でも、帰り際にスマートに渡せたら、それはそれでよい、と思います。そういう人は、次に来たときに、いいことがあるかもしれません。気持ちが通い合えば、何年もよいおつき合いが続くのは、京都に限らず、どこも同じですね。
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