京都の祭りと五山の送り火 サイトマップ
京都では、年間に300以上の祭りが行われています。つまり、ほぼ毎日。京都と言えば祭りであり、祭りと言えば京都である、と京都好きの人は言うくらいです。 また、五山の送り火もよく知られていますね。このコーナーでは、観光客にとくに人気のある祭りを紹介します。今度の京都旅行は、祭りの観光で計画してみませんか?
    
   
  春の人形展 3月1日〜4月3日 (宝鏡寺)   
京都宝鏡寺、人形展
(写真提供:宝鏡寺)
皇室ゆかりの貴重な人形を展示
宝鏡寺は、歴代の門跡の多くが皇女であった、皇室とのゆかりの深い寺です。そのため尼たちが愛した人形が、数多く所蔵されており、春と秋に公開されます。人形の中には、皇室御用のすぐれた技術によって制作されたものも、多々あります。人形展では、毎回テーマが設定され、等身大の人形によってさまざまな場面が描写されます。また、初日の3月1日には、島原太夫の舞も披露されます。
【観光データ】
宝鏡寺 京都府京都市上京区寺之内通堀川東入
◎電話 075-451-1550
◎期間 <
春>3月1日〜4月3日 <秋>11月1日〜30日
◎時間 10:00〜16:00
◎交通 JR京都駅→市バス9系統で「堀川寺ノ内」下車
◎公式ホームページ 宝鏡寺
   
  嵯峨お松明 3月15日 (嵯峨釈迦堂/清凉寺)   
京都嵯峨野のお松明 巨大な松明が夜空へ燃え上がる
春まだ浅い彼岸前に行われる行事で、嵯峨の柱松明とも呼ばれます。入滅した釈迦が荼毘に付されるようすを再現したものと言われています。境内に立てられた高さ約7m余りの3基の柱松明を早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)にたとえ、炎の勢いでその年の豊凶を占います。夜空へ向かって、ごうごうと燃え盛る様は壮観です。
【観光データ】
嵯峨釈迦堂(清凉寺)京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
◎電話 075-861-0343
◎時間 20:30に点火
◎雨天のとき 決行(荒天のときは、清凉寺に確認してください。)
◎交通 JR京都駅→市バス・京都バス嵯峨釈迦堂前下車→徒歩すぐ
    JR嵯峨嵐山駅・京福嵐山駅→徒歩15分
◎参考になる京都観光コース
「嵐山・嵯峨野コースA 嵐山のスタンダード」の観光ガイドへ
    
  曲水の宴(春) 4月29日 (城南宮)   
京都城南宮の曲水の宴
(写真提供:城南宮)
平安貴族の歌詠みの遊びを再現
昔から季節や物事の節目には邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れを流して厄を祓う行事が行われてきました。曲水の宴もそのひとつです。
庭をゆるやかに流れる遣水(やりみず/小川)のそばに、7人の歌人が座わると、川上から童子が盃にお神酒を注ぎ、羽觴(うしょう/おしどりの姿を象った盃台)の背に載せて流します。歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、流れ来る羽觴を取り上げ、盃のお酒を頂きます。ゆったりと時が流れる王朝の雅を、今に再現しています。

【観光データ】
◎期間 <春>4月29日 <秋>11月3日
◎時間 14:00〜15:00(混雑すると、入場制限あり。13:00より前、できれば12:00過ぎに到着するのが望ましいです。)
◎雨天のとき 中止(順延なし)
◎交通 地下鉄烏丸線竹田駅または近鉄竹田駅→徒歩15分
◎公式ホームページ 城南宮

    
  葵祭 5月15日 (上賀茂神社/下鴨神社)      
葵祭(京都三大祭) 貴族の雅びな行列が続く
上賀茂神社と下鴨神社で行なわれる祭です。昔、葵の花を飾ったことから、葵祭と呼ばれます。京都の地に古くから住んでいた賀茂氏の祭りが、平安遷都後、国家的な祭りとなったもので、平安時代、「祭」といえばこの祭を指しました。新緑の香る季節、輿に乗った十二単の斎王代や牛車が、都大路を練り歩きます。行列は京都御所を出発し、まず下鴨神社に到り、それから上賀茂神社へと向かいます。

【観光データ】
◎順路 京都御苑(10:00)→下鴨神社(12:00)社頭の儀のあと出発(14:00)→上賀茂神社(15:30)
◎雨天のとき 決行
◎参考になる京都観光コース(歩く道は同じではありませんが、エリアは同じです。)
「下鴨神社から上賀茂神社へ」の観光ガイドへ

    
  三船祭 5月第3日曜日 (車折神社)
※2014年は前年の豪雨の被害の影響のため中止だったが、今年は不明。
京都嵐山の三船祭
(写真提供:車折神社)
平安時代の貴族の船遊びを再現
嵐山の渡月橋の付近で行われる、車折神社の例祭です。船遊びは、898年、宇多天皇の御幸に際して行われたのが始まりといわれています。当日は神社で神幸式が行われたあと、行列は船に乗り、回遊します。
【観光データ】
車折神社 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
◎電話 075-861-0039
◎時間 正午〜16:00ごろまで
◎雨天のとき 決行、ただし神社よりの行列は中止
◎公式ホームページ 車折神社
     
  祇園祭 7月1日〜30日(八坂神社)宵山7月14〜16日/前祭の山鉾巡行7月17日)宵山7月23日(水)/後祭の山鉾巡行7月24日(木)
京都の祭の代表、祇園祭

【観光データ】
山鉾巡行の予定時間
◇長刀鉾   四条烏丸9:00→四条河原町9:45→河原町御池10:30→新町御池11:35
◇最後の鉾  四条烏丸10:45→四条河原町11:55→河原町御池12:40→新町御池13:25
◎問い合わせ 京都市観光案内所(JR京都駅構内) 075-343-6655
◎観光に役立つホームページ 祇園祭 京都の祭の代表、祇園祭の地図

京都の夏の風物詩となった祭り
祇園祭は、京都東山にある八坂神社の祭礼で、長い伝統があります。869年、全国に疫病が流行したとき、当時の国の数である66本の鉾を立てて、祇園の神を 祀り、神輿を送って災厄を振り払おうとしたことに始まります。
現在は京都の人々の夏の生活に根ざした、重要な祭りとなっています。宵山にはたくさんの山鉾に灯が灯り、祇園囃子が聞こえて、祭りのムードは満点。繁華街には、たくさんの縁日が並びます。 京都へ観光に行くなら、ぜひ宵山も楽しみたいものですが、立地のよいホテルや旅館はかなり前から予約する必要があります。 山鉾巡行だけなら、朝早い新幹線で10時までに京都駅に到着し、駅の観光案内所で山鉾のいる位置を確認して、地下鉄で先回りすれば、間に合います。
巨大な山鉾は、そのままでは角を曲ることはできません。竹を敷いた上で、ぐるりと回転させます。見たければ、角に陣取るといいでしょう。
山鉾巡行後も、7月末まで祭りは続きます。下火になるため、何かやっても時すでに遅く、無駄なことを「あとの祭り」といいますが、それは、ここから来ています。
ただ、この風潮も変わる可能性が出てきました。2014年から、祇園祭を刷新することになったからです。報道によると、ハイライトの「山鉾巡行」が49年ぶりに前祭(さきまつり/7月17日)と後祭(あとまつり/24日)に分離。これに伴い宵山も2回催されます。また、後祭では150年ぶりに「大船(おおふね)鉾」が復興されます。

  五山の送り火 8月16日
京都、五山の送り火 京都の夏の夜空を焦がして、霊を送る火
五山の送り火は、夏の京都の夜空を彩る盂蘭盆会の行事です。夜8時、京都駅から見て右手の、東山・如意ヶ岳の「大文字」に点火され、松ヶ崎西山と東山の胃「妙・法」、妙見山・船山の「船形」、金閣寺の北に位置する大北山の「左大文字」、嵯峨曼陀羅山の「鳥居形」と、次々と点火され、京都を囲む5つの山で、計6つの文字や形が浮かび上がります。
8月13日に迎え火を頼りに帰ってきた先祖の霊は、家に留まったあと、16日に送り火であの世へ導かれるとされますが、五山の送り火は、これを大掛かりにした行事です。

【ビューポイント】
<京都洛東>
1.大日堂/将軍塚:点火に合わせ、大日堂から将軍塚へ移動すると、妙・法・左大文字・船形・鳥居形が見えます。
2.吉田山の山頂の公園:大文字のベストポイントです。
3.今出川通:出町柳駅から東へ進むと、大文字が見えます。
4.出町柳駅〜松ヶ崎駅周辺:妙・船形・大文字が見えます。
宿は東山で取りましょう!
<京都洛中の北部>
5.鴨街道:出町柳駅から賀茂川沿いに北へ進むと、大文字、妙・法・左大文字・船形が見えます。
宿は四条河原町かその周辺がよいでしょう。
<京都洛西>
6.船岡山:左大文字・船形・大文字が見えます。
<京都洛西、嵐山・嵯峨野>
7.渡月橋:大文字が川下正面に見えます。鳥居形も近いです。
8.嵯峨釈迦堂の北側:鳥居形が間近で迫力あります。
※その他、市内のあちこちから見られます。ホテルのフロントなどに聞いてみるとよいでしょう。

【観光データ】
◎問い合わせ 京都市観光案内所(JR京都駅構内) 075-343-6655

京都、五山の送り火の地図
★京都こっそり情報★
大の字の燃えたあとの炭や燃え木は、「持っていると病気にならない」などといわれる縁起物。翌日、時間があれば、山に行ってみましょう。早めに行かないと、なくなってしまいます。
    
  千灯供養 8月23日・24日 (化野念仏寺)     
京都嵯峨野の千灯供養
(写真提供:化野念仏寺)
幻想的な光景が広がる慰霊の儀式
京都でも嵯峨野のこの一帯はかつて風葬の地で、死者たちを弔うために、化野念仏寺が創建され、現代に至っています。千灯供養の日は、約8000体もの石仏や石塔の間に灯が灯され、寺の闇は厳粛な空気に包まれます。
【観光データ】
化野念仏寺 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
◎電話 075-861-2221
◎時間 18:00〜21:00(受付は17:30〜20:30)
◎雨天のとき 決行(警報発令時や荒天のときは、化野念仏寺に確認してください。)
◎交通 JR京都駅→市バス(72系統/嵐山・清滝行き)で鳥居本下車
◎公式ホームページ 化野念仏寺
◎参考になる京都観光コース
「嵐山・嵯峨野コースA 嵐山のスタンダード」の観光ガイドへ
   
  観月の夕べ 9月28日〜30日 ※2012年 (大覚寺)    
京都の寒月
(写真提供:大覚寺)
平安時代からの歴史のあるお月見
大覚寺のある大沢池は、中国の洞庭湖を模してつくられ、平安の昔から観月の名所とされてきました。古式にのっとって龍頭船、鷁首船を浮べ、琴を奏でながら、大沢池を周遊します。船には、すすき、萩、月見団子などが供えられ、平安貴族の観月会を再現して、優雅なひとときが繰り広げられます。

【観光データ】
大覚寺 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
◎電話 075-871-0071
◎時間 17:00〜21:00
◎雨天のとき 決行
◎公式ホームページ 大覚寺
◎参考になる京都観光コース
「嵐山・嵯峨野コースA 嵐山のスタンダード」の観光ガイドへ

     
  人形供養祭 10月14日 (宝鏡寺)   
京都宝鏡寺の人形供養
(写真提供:宝鏡寺)
大切に慈しんだ人形をお火上げ
人形というものは、慈しむほどに想いがこもり、古くなったり、壊れたりしても、捨て難いものです。「人形の寺」として知られる宝鏡寺には、このような人形が、全国から寄せられます。年に一度の人形供養祭には、多くの人が集まり、お火上げのようすを見守ります。

【観光データ】
宝鏡寺 京都府京都市上京区寺之内通堀川東入
◎電話 075-451-1550
◎人形供養受付 毎日10:00〜15:00(年末年始を除く)
        ※当日受付は、9:30〜10:30

◎お火上げ 10:30から1時間程
◎交通 JR京都駅→市バス9系統で「堀川寺ノ内」下車
◎公式ホームページ 宝鏡寺

   
  時代祭 10月22日 (平安神宮)    
時代祭(京都三大祭( 京都1200年の歴史を再現!
平安神宮の創建と平安京遷都1100年を記念して、1895(明治28)年に始まりました。比較的歴史の浅い祭りですが、総勢2000人もの行列が、平安朝から明治維新までの京都を再現する華やかさに、多くの観光客が集まります。衣装や道具類は、京都の歴史や習俗にくわしい専門家が考証を行い、布はもちろん糸に至るまで、当時のものを現代によみがえらせています。
【観光データ】
◎順路 京都御所(12:00)→烏丸御池(13:00)→京都市役所前(13:30)→三条京阪(14:00)→平安神宮(14:30)
◎雨天のとき 順延
時代祭について、もっとくわしく
    
※時代祭と鞍馬の火祭は同日開催なので、両方観光することも可能です。
  鞍馬の火祭 10月22日  (由岐神社)     
鞍馬の火祭(京都鞍馬山)
(写真提供:由岐神社)
鞍馬山の夜空に燃え盛る勇壮な炎
京の都で乱が起き、北方鎮護を仰せつかって、御所に祭られていた由岐明神を鞍馬の地に勧請したとき、里人がかがり火を持って神霊を迎えたのが始まりと言われています。太鼓とお囃子が間断なく打ち鳴らさる中を行列が練り歩きます。午後8時ごろ、山門前には約800本もの松明が集まり、燃え盛る炎が天につき上げる様は、迫力満点です。
ただし、帰りのバスに要注意。周辺は泊るところも少なく、野宿している人が、毎年、必ずいます。
【観光データ】
由岐神社 京都府京都市左京区鞍馬本町1073
◎電話 鞍馬の火祭テレフォンサービス
   075-741-4511(9月1日から10月末日まで)
◎時間 点火18:00
◎雨天のとき 決行
◎公式ホームページ 由岐神社
◎参考になる京都観光コース
「源義経ゆかりの地、鞍馬山」の観光ガイドへ
    
  秋の人形展 11月1日〜30日 (宝鏡寺)   
京都宝鏡寺の御所人形
(写真提供:宝鏡寺)
皇室ゆかりの貴重な人形を展示
宝鏡寺は、歴代の門跡の多くが皇女であった、皇室とのゆかりの深い寺です。そのため尼たちが愛した人形が、数多く所蔵されており、春と秋に公開されます。人形の中には、皇室御用のすぐれた技術によって制作されたものも、多々あります。人形展では、毎回テーマが設定され、等身大の人形によってさまざまな場面が描写されます。
【観光データ】
宝鏡寺 京都府京都市上京区寺之内通堀川東入
◎電話 075-451-1550
◎期間 
<秋>11月1日〜30日 春>3月1日〜4月3日 
◎時間 10:00〜16:00
◎交通 JR京都駅→市バス9系統で「堀川寺ノ内」下車
◎公式ホームページ 宝鏡寺
    
  曲水の宴(秋) 11月3日(城南宮)   
京都城南宮の曲水の宴
(写真提供:城南宮)
平安貴族の歌詠みの遊びを再現
昔から季節や物事の節目には邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れを流して厄を祓う行事が行われてきました。曲水の宴もそのひとつです。
庭をゆるやかに流れる遣水(やりみず/小川)のそばに、7人の歌人が座わると、川上から童子が盃にお神酒を注ぎ、羽觴(うしょう/おしどりの姿を象った盃台)の背に載せて流します。歌人はその日の題にちなんで和歌を詠み、流れ来る羽觴を取り上げ、盃のお酒を頂きます。ゆったりと時が流れる王朝の雅を、今に再現しています。

【観光データ】
◎期間 <秋>11月3日 春>4月29日 
◎時間 14:00〜15:00(混雑すると、入場制限あり。13:00より前、できれば12:00過ぎに到着するのが望ましいです。)
◎雨天のとき 中止(順延なし)
◎交通 地下鉄烏丸線竹田駅または近鉄竹田駅→徒歩15分
◎公式ホームページ 城南宮

   
  節分祭 2月2日〜4日 (吉田神社)   
京都最大の節分行事
(写真提供:吉田神社)
神様と鬼との闘いは、迫力満点
京都で最大の節分行事です。室町時代から続いています。3日間にわたって行われる祭の中でも、とくに1日目の追儺式は、方相氏という神様が鬼を追い詰めて様が、迫力満点です。
【観光データ】
吉田神社 京都府京都市左京区吉田神楽岡町30
◎電話 075-771-3788
◎2月2日 8:00〜節分前日祭・疫神祭/18:00〜追儺式
 2月3日 8:00〜節分大祭/23:00〜火炉祭(お札焚き)
 2月4日 9:00〜節分後日祭/13:00〜福豆抽選会
◎雨天のとき 決行
◎交通 京阪電車 出町柳駅下車→徒歩約15分
市バス「京大正門前」下車→徒歩約5分
    
  京都観光街めぐり
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