晩秋の厭離庵

▲深紅に染まる厭離庵の樹々

血のように赤い紅葉

平安時代の歌人、藤原定家は嵯峨野に山荘を持っていたと伝えられており、その候補のひとつとされるのが厭離庵です。江戸時代中期に藤原定家の子孫にあたる冷泉家によって再興され、その後寂れて近年再び復興され、現在は尼寺となっています。
厭離庵の紅葉の特徴は、血のように深く美しい赤色です。樹々を見上げると深紅。地面の散り紅葉も深紅。境内がこれだけ真っ赤に染まる名所は、京都でもほかに類を見ないでしょう。時期はやはり晩秋。一度は見ておきたい紅葉です。

入口と門

厭離庵の入口 門

厭離庵の入口は、住宅街のさりげないところにあります。看板が出ていたので気がつきましたが、それでもかなり探しました。

古い「るるぶ」の紅葉特集に「要予約」と書いてあったので、おそるおそる受付でたずねたら、快く入れてくれました。

晩秋の風景

本堂 紅葉

本堂の縁側は座ることができます。座って境内を眺めている人がたくさんいます。

カエデが真っ赤に染まっています。

境内 蹲踞

小さなお寺(庵)ですが、しみじみと深い情趣があります。

緑色の草と深紅の紅葉が補色の関係で対比し、美しさを際立たせています。

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【厭離庵の観光情報】

●正式名称

厭離庵(えんりあん)

●住所

〒616-8427 京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2

●電話

075-861-2508

●見学に要する時間

15分〜30分ほど。

●拝観時間

9:00〜16:00

●公開

11月1日〜12月初旬のみ

●駐車場

なし

●拝観料

500円

【厭離庵へのアクセス】

●京都駅から
JRで「嵯峨嵐山」へ
または市バス28系統嵐山大覚寺行きに乗り、「嵐山天竜寺前」下車
●四条河原町から
市バス嵐山嵯峨・山越行きに乗り、「嵐山」下車
※この周辺の観光は、渡月橋や天竜寺を起点に、徒歩またはレンタサイクルでまわることになります。下車後、距離があります。
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


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