京都大原の里の棚田

大原のバス停から三千院方面へ歩いて行くと、川沿いにおみやげや食事の店が並んでいます。その中ほどに「棚田」という小さな案内の文字があります。短い石段を上ると、そこには棚田が広がっています。
棚田とは、山の斜面につくられた田のことです。大型機械を入れられないため、農作業がたいへんで、近ごろはめっきり少なくなりました。
たまにあったとしても、四角く整備されて、味わいがいまひとつです。
もちろん農家の方はなるべく整備したいでしょうけれど、そこは旅人の勝手なところ。やっぱり「味わい」を求めてしまいます。その点、ここの棚田は縁がまるく曲線を描いた昔ながらの棚田で、申し分ありません。

棚田の近くに、お地蔵様があります。かつてはある旧家のお守りだったそうです。椿の木の下に祀られていたので、椿地蔵といいます。

田の近くにお地蔵様がある風景は、何とも郷愁を誘います。
遠くにコスモス畑が広がっています。
こういう風景に出会えるのが、大原のいいところです。

大原の棚田と椿地蔵

大原の棚田と椿地蔵


「大原 三千院から寂光院へ」

京都観光街めぐり