正月

(しょうがつ)

京都祇園の正月飾り

正月を尊ぶこと、日本人の右に出る国民はいないのではないか、と思います。
西洋の正月はクリスマスのおまけのようなものですし、中国の正月は爆竹を鳴らすだけですから(なんて言ったら、中国の人に怒られるかな?)。

その点、日本には1月15日に小正月があります。餅花を飾って、豊作を祈ります。
元旦を男正月と呼び、小正月を女正月と呼ぶこともあります。これは暮れから正月にかけて、料理だの挨拶だので忙しかった女性の労をねぎらうものです。

16日は薮入りです。これは商家の奉公人が里帰りする日で、丁稚正月ともいいます。

16日から18日にかけては、先祖正月です。墓参りをします。

20日は、二十日正月とか麦飯正月といいます。西日本では、麦をつくる儀礼も行われました。

25日は、終い正月です。

終い正月が来て終わりかと思えばそうではなく、2月1日を重ね正月とか一日(ひとひ)正月と呼び、正月と同じように、厄払いをしました。

日本人独特のいい加減さといいますか、ご都合のよさがよく表れていますね。
要は「休みたい」というだけのことでしょう。

さて、京都の正月は、おけら参りや初詣に始まり、七種(七草/ななくさ)や七福神詣、北野天満宮などの書初、花街の始業式、恵比須神社のゑびす大祭、三十三間堂の通し矢などへ続いていきます。

正月を京都で過ごすのも一興かと思います。


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