八坂神社

八坂神社は日本三大祭りのひとつ、祇園祭を主祭する神社です。知恩院、建仁寺、高台寺に囲まれた好立地に位置する大きな神社であるため、つねに観光客や参拝客でにぎわっています。

古くは祇園社といい、創立については確かな日付はわかりませんが、10世紀に入ってからと考えられています。

祇園社の大きな祭りである祇園会は、夏に行われてきました。多くの神社が豊作にかかわる初春と晩秋を主とするのと大きく異なります。これは疫病封じから始まったためと考えられています。

祇園会は庶民の熱い支持を受け、しばしば朝廷から弾圧を受けました。 雑芸者が朝廷の儀式、大嘗会のまねをしたため、藤原道長が雑芸者を逮捕させようとして神の怒りにあい、朝廷の建物が焼失したという記録なども残されています(『本朝世記』長保元年6月16日)。

祇園会は町衆の手によって、独自な都市的祭礼として発展して行きました。これが現在の祇園祭につながっています。

西楼門

西楼門です。もともとは表門ではなかったのですが、人と車が行き交う東大路通りに面しているため、今ではメインの門となっています。


左の人物右の人物

門の両側をよく見ると、左右に像があります。神様の像ということですが、衣装は平安風で人の像のようです。


舞殿

門をくぐって歩いて行くと、舞殿があります。重厚な雰囲気です。


本殿

本殿です。まずはお参りをしましょう。


大国主神社美御前社

八坂神社の境内には、さまざまな摂社があります。摂社とは本社と縁のある神様のことです。左は大国主神社。縁結びの神とされています。
右は美御前社といい、美の神様です。女性の観光客にはとくに人気があります。


悪王子社厳島社

左は悪王子社といいます。「悪」というのは古い言葉では、力の強いものを指しました。素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀っています。
右は厳島社といい、須佐之男命の剣から生まれた女神を祀っています。舞踏の神様です。


白馬と赤馬

境内の一角には、白馬と赤馬の像もあります。祇園祭の山鉾巡行で先頭を進む長刀鉾の稚児の代表が八坂神社に参拝して「正五位少将」の位を授かる「社参の儀」では白馬に乗りますから、神様と関係する何かがあるのでしょう。


お守り

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公式ホームページ

八坂神社


この場所を含む京都観光コースガイドへ

◎清水寺から知恩院へ


京都観光街めぐり

【八坂神社の基本情報】

●正式名称

八坂神社(やさかじんじゃ)

●通称・別名

祇園さん(ぎおんさん)

●主祭神

素戔嗚尊 (すさのおのみこと)
櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと)
八柱御子神 (やはしらのみこがみ)

●ご利益

諸願成就、無病息災、家内安全、縁結びなど

●住所

〒605-0073 京都市東山区祇園町北側625

●電話

075-561-6155

●FAX

075-531-1126

●見学に要する時間

30分〜1時間ほど。

●拝観時間

参拝自由

●休日

年中無休

●駐車場

あり

●拝観料

無料

●車いすによる拝観


【八坂神社へのアクセス】

●京都駅から
市バス206系統北大路バスターミナル行きに乗り、「祇園」下車
●四条河原町から
徒歩7〜8分
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


【八坂神社のワンポイント】

西楼門の道路をはさんで向かい側には、白いローソンがあります。景観に配慮して、白になったものです。地元では「シローソン」とも呼ぶそうです。


シローソン

【八坂神社の歴史】

祇園社の成立はほかの多くの神社とは異なるものを感じさせます。そもそも祇園という名前そのものが仏教の祇園精舎に由来しています。祇園社の主祭神は、もともとインドの神で祇園精舎の守り神といわれる牛頭(ごず)天王でした。 しかし、牛頭天王は呪いによって災害や不幸をもたらす疫病神でもありました。 その牛頭天王が日本神話の荒ぶる神であるスサノオノミコトと習合されたようです。
そして、疫病神や荒ぶる神を祀ることで、医学の発達していない時代には恐ろしいものだった伝染病を逃れようとしたのが、八坂神社の始まりと思われます。
明治時代の神仏分離令に際して祇園社の名を廃したのは、その名が仏教にかかわるものであることを嫌ったようです。
祇園社の祭りは、多くの神社が豊作にかかわる初春と晩秋を主とするのに対し、夏に行われてきました。このこともまた八坂神社がほかの神社とは系統を異にするものであることを感じさせます。


【八坂神社を含む京都観光コースガイド】

◎清水寺から知恩院へ


【公式ホームページ】

八坂神社


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