晴明神社、本殿

晴明神社は平安時代の宮廷陰陽師、安倍晴明を祀る神社です。陰陽師は陰陽道すなわち陰陽五行説に基づいて天体を観測し、占いや祈祷を行っていました。その力はよい方に用いれば死者をも甦らせ、悪い方に用いれば人を呪い殺すことができると信じられていました。

陰陽師は普通の人々の目には見えない、式神と呼ばれる童子の鬼を駆使して術を行っていました。安倍晴明の家では誰もいないのに戸や門が開いたり閉まったりしたとされていますが、これは式神のしわざでした。

実際の陰陽道が、どのようなものであったかはわかりません。しかし、映画や小説、マンガに描かれている陰陽道や安倍晴明のイメージは誇張されているはずとは言え、まったくの的外れでもないでしょう。

陰陽五行説や占いが当たるかどうかは別問題ですが、心理学者のユングは易に凝っていた時期があります。あり得ない確率で当たったからです。また、量子力学の祖であるボームは、目に見える明在系の下に目に見えない広大な暗在系が広がっていると主張しています。
不思議とされる現象も論理的に肯定されるときが来ないとは、言い切れません。

晴明神社は今では修学旅行生の人気スポットのひとつにもなっています。清明グッズを買うこともでき、楽しいです。


晴明神社の鳥居

晴明神社の鳥居です。奥に見えるのが本殿。それほど大きな神社ではありません。


五芒星(左)五芒星(右)

鳥居の左右には「神紋の星印」と呼ばれる五芒星のついた提灯が掲げられ、狛犬が守っています。


一条戻橋

晴明神社の近くの堀川通にかかる一条戻橋の伝説を表わしたミニチュアです。一条戻橋には、さまざまな不思議な現象が伝えられています。 安倍晴明は一条戻橋の下に式神を隠していたそうです。妻が醜怪な式神を怖れたためです。


授与所絵馬

お守りやお札などの授与所です。近くには拝観に来た人が下げた絵馬がたくさん掛かっています。授与所の向こう側はショップになっています。


ご神木

楠(くすのき)です。清明神社のご神木です。


安倍晴明の像厄除けの桃

社殿の左側には、安倍晴明が座っています。右には「厄除けの桃」があります。桃をなでると厄除けになると言われており、たくさんの人になでられて、つるつるしています。


公式ホームページ

晴明神社


京都観光街めぐり

【晴明神社の基本情報】

●正式名称

晴明神社(せいめいじんじゃ)

●主祭神

安倍晴明 (あべのせいめい)

●ご利益

魔除け、厄除け、子どもの名前の吉凶占い

●住所

〒602-8222 京都市上京区堀川通一条上ル806

●電話

075-441-6460

●見学に要する時間

10分〜30分ほど。

●拝観時間

9:00〜18:00
※終了時間の20分ほど前までに入場してください。

●休日

年中無休

●駐車場

あり(有料・20分ごとに100円)

●拝観料

境内 無料

●車いすによる拝観


【晴明神社へのアクセス】

●京都駅から
市バス9系統西賀茂車庫行きで「一条戻橋・晴明神社前」下車、徒歩すぐ
●四条河原町から
市バス12系統金閣寺立命館大学前行きで「一条戻橋・晴明神社前」下車、徒歩すぐ
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


【晴明神社の年間行事】

1月

●1月1日 8:00〜
歳旦祭

国家の安泰と人々の幸せを祈願します。

2月

●節分の日
節分星祭

授与所で人形(ひとがた)を受け取り、名前と数え年を書いて息を吹きかけると、身についた穢れが人形に移ります。 祈祷料を払って神社の人に預けておくと、節分の日に炊き上げてもらうことができます。人形の授与は、1月半ばから節分まで行われます。

9月

●秋分の日の前夜 19:00〜
晴明祭:宵宮祭

御湯立神楽が奉納されます。無病息災を願う人々が、清められた熱いお湯を受けます。

●秋分の日
10:00〜晴明祭:例祭
13:00〜晴明祭:神幸祭

神社にとって最も重要な祀りである例祭の儀式が行われ、境内には縁日が並びます。神幸祭では神輿と行列が近隣を練り歩きます。


【晴明神社の歴史】

安倍晴明の住居跡に建立されたと言われています。ただし、『大鏡』などの平安時代の記述をもとにした推定では、 安倍晴明の住居は土御門大路北、西洞院大路東のあたりにあったと考えられます。本当のことは不明ですが、この市に建てられたのは、大内裏の鬼門(北東)を守る意味があると思われます。


【公式ホームページ】

晴明神社


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