車折神社

車折神社は「くるまざきじんじゃ」と読み、芸能の神様として有名です。タレントやスターをめざす多くの若者が全国から訪れ、パワースポットとしても、人気が高まっています。

本体となる神社と歴史上何らかの関係があり、いっしょに祀ってある神社を摂社といいますが、車折神社の摂社のひとつ「芸能神社」にはアメノウズメノミコト(天宇受賣命)が祀られているからです。日本神話で、太陽神のアマテラスオオミカミ(天照大神)が怒って天岩戸に隠れて、世界が暗闇となったとき、歌と踊りを披露して神々たちを笑わせた女神ですね。
天照大神が気になって岩戸を少し開けてのぞいた瞬間、力持ちのタヂカラオノミコト(天手力男神)が岩戸を開けて、天照大神を引っ張り出したとされています。 おそらく皆既日食が古代の神話に反映されたものと思われますが、そんなエピソードのお陰でアメノウズメノミコトは芸能の神様とされるようになりました。

車折神社の名前には、由来があります。貴族の文化が華やかに栄えていた平安時代中期、清原頼業(きよはらのよりなり)という学者がいました。その学識はその当代最高のもので、国の大器として敬われていました。 時代は下って、後嵯峨天皇が牛車に乗って通ろうとしたところ、石にあたって動かなくなりました。調べたところ、石の奥に清原頼業を祀った祠があることがわかり、「車折大明神」の神号を贈ったのが始まりとされています。この「頼業」という名前からお金が「寄り」、商売が「成り」立つというわけで、京都の商家からは商売繁盛の神様ともされてきました。

また、社務所で石をもらって帰ると願いがかなうと言われており、今では石のお守りを買い求めて帰るようになっています。願いがかなった場合は、お礼に石を奉納することになっています。

京都の数ある神社の中でも、車折神社は楽しい名所のひとつです。いろいろなご利益があり、アイテムも多く、手を出しているうちに時間が過ぎて行きます。 嵐山からは嵐電ですぐですし、渡月橋からバスもありますので、ちょっと足を伸ばしてみると楽しいです。

そのほか、平安時代の船遊びを再現した三船祭は、観光客が集まる渡月橋周辺で行われることもあり、京都で最も人気のある祭りのひとつとなっています。


車折神社の鳥居

車折神社の入口です。鳥居をくぐって入ります。


車折神社の参道

境内に入ると、緑の樹々が茂る静かな参道が続いています。


車折神社本殿

こちらが本殿です。まずはお参りします。


狛犬

車折神社の狛犬には、独特の雰囲気があります。


人形

紙の人形(ひとがた)が置いてあります。ちょっと呪術っぽいです。


人形の説明

紙の人形に息を3回吹きかけて箱に入れると、炊き上げて厄払いをしてくれるそうです。

石

境内には願いがかなった人たちによって奉納された石が積まれています。

清めの社

境内にある摂社のひとつ「清めの社」は、悪縁や悪因縁を断つのに霊験あらたかだそうです。

芸能神社

こちらが芸能神社。アメノウズメノミコトを祀る芸能の神様です。


公式ホームページ

車折神社


京都観光街めぐり

【車折神社の基本情報】

●正式名称

車折神社(くるまざきじんじゃ)

●主祭神

車折大明神(清原頼業)

●ご利益

心願成就、商売繁盛、芸能向上、厄払い

●住所

〒616-8343 京都市右京区嵯峨朝日町23

●電話

075-861-0039

●見学に要する時間

20分〜30分ほど。

●拝観時間

8:30〜17:30
※正月は長期。

●休日

年中無休

●拝観料

無料

●駐車場

20台(参拝者無料)

●車いすによる拝観

可(多少の段差はあります。)


【車折神社へのアクセス】

●京都駅から
JRで「嵯峨嵐山」へ行き、嵐電「嵯峨」から京福電車(嵐電)に乗り換え、「車折神社」下車。
●四条河原町から
市バス嵐山嵯峨・山越行きに乗り、「車折神社前」下車
●嵐山(渡月橋周辺)から
嵐電「嵯峨」から京福電車(嵐電)で「車折神社」下車。
または「嵐山」バス停から京都駅行きなどに乗り、「車折神社前」下車。「車折神社前」には多くの路線のバスが停まります。運転手さんなどに確認して乗ってください。
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


【車折神社観光のワンポイント】

祈年神石のお守りは、ぜひ買い求めて帰りましょう。人形(ひとがた)も100円からなので、試してみましょう。


【車折神社の年間行事】

1月

●1月1日 初詣(歳旦祭)

年初の神事です。国の安全や発展、人々の幸せを神に祈ります。

2月

●2月3日 節分祭

「厄除開運」「金運招来」等を祈念します。

5月

●5月14日 芸能神社例祭

アメノウズメノミコトを祀る摂社、芸能神社のお祭りです。

●5月第3日曜日 三船祭

平安京の貴族の遊びを再現した祭りが開かれます。場所は嵐山の渡月橋付近です。

※2014年は前年の豪雨の被害により中止。

6月

●6月30日 大祓式(おおはらえしき)

正月から半年を経て身についてしまった穢れを祓います。

8月

●8月14日〜16日 万灯祭

お盆の時期のお祭りです。夜になると提灯に灯がともります。

9月

●9月9日 重陽祭

重陽の節句を祝い、神に感謝します。参拝者には菊酒が無料で振る舞われます。

11月

●11月中 七五三

お子様の成長を祝います。

●11月23日 火焚祭

「かまど」の守護神である奥津彦神・奥津姫の二神を迎え、神事を執り行います。

12月

●12月31日 晦日の大祓式

身に付いた厄を払い、今年1年を無事に過ごせたことを神に感謝し、来年の幸せを願います。

※天候その他の諸事情により中止もしくは変更になることもあります。


【公式ホームページ】

車折神社


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