高台寺

高台寺は、豊臣秀吉の正室ねねが、秀吉の菩提を弔うために建てた寺です。
臨済宗建仁寺派の禅寺ですが、ねねのイメージが強いせいか、女性的で雅びな感じを受けます。
ねね自身も、自分が晩年を過ごすための場所という感覚があり、豪華なつくりだったようです。春の桜、秋の紅葉の時期には、夜、ライトアップも行われ、観光客の目を楽しませてくれます。

立地もよく、東山三十六峰と呼ばれる丘陵のふもと、清水寺建仁寺、それに祇園祭が行われる八坂神社などとともに、 観光客に最も人気のあるエリアの中にあります。

高台寺の提灯
昔は、この一帯は、夜になると人っ子一人通らない真っ暗闇だったそうですが、今は発展して美しく整備され、昼間もよし、夜もまたよし。
夕暮れには、闇の濃淡がかもし出す、幽玄の世界が広がります。ほのかな明かりがともる高台寺の庭を見ていると、吸い込まれていくような気持ちになります。

チャーミングな寺です。周囲には飲食店や京都土産の店も多く、ねねの道は美しい石畳になっています。歩いて楽しいところですので、ぜひ立ち寄ってみてください。 すぐ近くには圓徳院などの塔頭もあり、これもよい雰囲気ですので、合わせて訪れてみることをお勧めします。

高台寺の渡り廊下

廊下を歩きながら、庭を観賞。桃山時代〜江戸時代初期の庭づくりの名人として名高い小堀遠州の作。現代に蘇らせたのは、北山安夫さんという名庭師です。


高台寺のしだれ桜

高台寺といえば、しだれ桜が有名です。白砂に映えて、とてもきれい。


高台寺の竹林

境内には竹林もあります。涼やかな風が通り過ぎ、気持ちがよいです。

高台寺の茶室

高台寺の境内には茶室もあります。これは遺芳庵。まれに公開されることもあります。


公式ホームページ

高台寺


この場所を含む京都観光コースガイドへ

◎清水寺から知恩院へ


京都観光街めぐり

【高台寺の基本情報】

●正式名称

高台寿聖禅寺(こうだいじゅせいぜんじ)

●宗派

臨済宗建仁寺派

●山号

鷲峰山(じゅぶざん)

●本尊

釈迦如来

●住所

〒605-0825 京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526

●電話

075-561-9966

●FAX

075-561-7387

●見学に要する時間

30分〜1時間ほど。

●拝観時間

9:00〜17:30
(17:00に受付終了)

●休日

年中無休

●駐車場

あり
時間 8:00〜17:00
駐車料金:
・普通乗用車 1時間まで500円(150台)
 以後30分ごとに250円
 23:00〜8:00 1時間100円
・バス 2時間まで3000円(10台)
 超過1時間まで1500円
 バスは要予約
 TEL 075-541-8974
 FAX 075-561-8562

●拝観料

    一般 団体割引
大人  600円 500円
大学生 600円 500円
高校生 250円 250円
中学生 250円 250円
小人  無料(要保護者同伴)

●車いすによる拝観

庭園のみ可
※障害者証明証持参の方、無料(通常拝観時)。


【高台寺へのアクセス】

●京都駅から
市バス206系統北大路バスターミナル行きに乗り、「東山安井」下車
●四条河原町から
1km少々なので歩くかタクシーで。
または、市バス201系統、203系統、207系統の祇園方面行きで「祇園」下車→(乗り換え)→市バス206系統東山七条・京都駅行きか、202系統と 207系統の東福寺・九条車庫行き「東山安井」下車。
※祇園からは近いので、歩いてもよいでしょう。
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


【高台寺観光のワンポイント】

塔頭(たっちゅう/子院)の圓徳院もとてもきれいです。併せてまわることをお勧めします。 また、ねねの道など、周囲をそぞろ歩いてみてください。


【高台寺の年間行事】

3月〜5月

●3月初旬〜5月初旬 日没〜21:30
高台寺・圓徳院 春の夜間特別拝観

桜の時期には、夜桜が妖しい美しさです。

高台寺の夜桜

▲高台寺の夜桜


10月〜11月

●10月下旬〜11月上旬 日没〜21:30
高台寺・圓徳院 秋の夜間特別拝観

夜の闇に浮かぶ紅葉が見事です。

高台寺の夜の紅葉

▲高台寺の夜の紅葉


※その他、四季折々に特別展などがあります。

※開催期間は高台寺公式ホームページでご確認ください。

【高台寺の歴史】

高台寺は、豊臣秀吉の没後、正妻の北政所(ねね、出家して高台院湖月院と号する)が、1606(慶長11)年に、秀吉の菩提を弔うために建てたお寺です。
造営に際しては、北政所の母、朝日局が眠る康徳寺の堂宇を移築して仏殿としました(康徳寺は、現存しません)。
また、伏見城から方丈や茶室を移築しました。化粧御殿も移築されて、北政所の居所とされ、こちらは現在も圓徳院として遺っています。徳川家康が政治的配慮のために多大な財政的援助を行い、壮麗な建築物となったようです。
高台寺は創建当時、曹洞宗のお寺でしたが、1624(寛永元)年7月、建仁寺から三江紹益を開山として迎えて高台寺と号し、臨済宗建仁寺派となりました。
1789(寛政元)年以降はたびたび火災に遭って多くの堂宇を失い、現在は、旧持仏堂の開山堂と霊屋(おたまや)、傘亭(かさてい)、時雨亭、表門、観月台などが遺っています。
1998年3月、高台寺北門通りで進められていた電線の地中化や石畳整備工事が完成し、「ねねの道」と名づけられました。
2006(平成18)年には、開創400年記念事業として、江戸時代初期の風雅な境内の雰囲気を取り戻すために、ヤマザクラの植樹を進めました。 江戸時代には、京都の庶民は高台寺の桜を見て春を感じたそうです。京都の原風景を取り戻すことになると期待されています。


【高台寺を含む京都観光コースガイド】

◎清水寺から知恩院へ


【公式ホームページ】

高台寺


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