地主神社

地主神社は、清水寺の境内にあります。清水の舞台の手前です。階段とそこにある鳥居が目立つので、わかると思います。読み方は「じしゅじんじゃ」です。

その起源は古く、地主神社によると縄文時代から信仰された土地神だったそうです。古代の仏教が栄えた時代に神仏習合が行われ、清水寺を守る神社となったと思われます。

地主神社は、今では京都を代表する縁結びの神社として知られています。境内に2つの「恋占いの石」があり、この2つの石の間を目をつむって歩くことができたら、想いがかなうと言われています。

私自身は、清水寺に行っても、この神社の前は通り過ぎていました。「京都観光サイトを運営してくるくせに怠慢な…」なんて言うなかれ。 既婚者で子どもありの男性なのですから、「京都へ行ったら、地主神社で恋占いをやるんだ〜。ワクワク!」なんて思うようでは、おかしいです。

しかし、2010年の夏、出張ついでに仕事仲間の女性をふたりつれて京都を案内した際、ひとりが未婚だったため、立ち寄ってみました。

で、恋占いをやってみたら、これが面白いんですね。本当に盛り上がりました。見ていると、次から次へと観光に来た人が、チャレンジしていました。

さらに!
それから2ヶ月くらいして、当の女性に会ったら、なんと!
出会いがあったそうなのです。しかも進行中とか。
この先、ポシャるか、結婚へゴールインするかはわかりませんが、地主神社の恋占い、当たるかもしれません。


地主神社、幸福祈願所

幸福祈願、良縁達成。いい言葉です。


地主神社の恋占いの石

これがうわさの「恋占いの石」。境内に2つあります。


地主神社で恋占い

私の仕事仲間の取材スタッフです。目をつむって歩く女性(カメラマン・30代未婚)を、右の女性(編集者・既婚)がサポートします。そのおかげか、2つの石の間を無事に歩くことができました。 「サポート」といっても、「はーい、あと5m!」とか「ちょっと左!」とか声をかけるだけで、面白半分ですけどね。
(後記:面白半分にサポートしていた女性からの年賀状に、「今年は産休を」という一言がありました。ふたりの女性のうち、ひとりは出会い、ひとりは子宝。いや〜、地主神社、これは「本物」かも知れません。)


地主神社の販売所

境内には、お守りとおみくじの売り場がありました。女性陣は、もちろん買っておりました。


地主神社のお守り

縁結びのお守りをはじめ、子宝授受、安産、家庭円満など、いろいろなお守りがあります。


地主神社の神様

おや、神様が祀ってあります。お参りするとご利益がありそうです。


公式ホームページ

地主神社


この場所を含む京都観光コースガイドへ

◎清水寺から知恩院へ


京都観光街めぐり

【地主神社の基本情報】

●正式名称

地主神社(じしゅじんじゃ)

●主祭神

大国主命 (おおくにぬしのみこと)

●配神

素戔嗚命(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめ)、足摩乳命(あしなづち)、手摩乳命(てなづち)

●ご利益

縁結び、子宝など

●住所

〒605-0862 京都市東山区清水一丁目317

●電話

075-541-2097

●見学に要する時間

15分〜40分ほど。

●拝観時間

9:00〜17:00

●休日

年中無休

●駐車場

付近にある京都市営駐車場や民間の駐車場を利用。

●拝観料

無料

●車いすによる拝観

不可(入り口に長い階段あり。)


地主神社の入口

清水寺の境内から地主神社へ入る階段


【地主神社へのアクセス】

●京都駅から
市バス100系統銀閣寺行き、または206系統北大路バスターミナル行きに乗り、「清水道」下車
●四条河原町から
市バス201系統、203系統、207系統の祇園方面行きで「祇園」下車→(乗り換え)→市バス206系統東山七条・京都駅行きか、202系統と207系統の東福寺・九条車庫行き「清水道」下車。
※清水寺の境内にあります。
※他路線バスでも行けたり、他ルートがある場合もあります。


【地主神社観光のワンポイント】

地主神社は清水寺の境内の中、本殿の手前にあります。そのため、「まずは清水寺!」という気持ちが強いと、前を通り過ぎてしまいがちです。 清水の舞台へ行ったら、あとは向こう側へ降りてしまうので、先に地主神社に立ち寄るようにしましょう。もしくは清水寺の舞台を楽しんだら、地主神社までしっかり引き返すようにしましょう。


【地主神社の年間行事】

4月

●4月第3日曜日 10:00〜
えんむすび祈願さくら祭り

桜の時期に神の力を讃え、良縁を祈願します。

5月

●5月5日 13:00〜
例大祭「地主祭り」(れいたいさいじしゅまつり)

雅楽、白川女、武者、稚児などの行列が13:00ごろ出発し、もどってきて、14:30ごろ本殿で家内安全・土地守護・事業繁栄・良縁達成を願い、祭典が行われます。

6月

●6月30日 15:00〜
夏越しの大祓祭(なつこしのおおはらえさい)

生活の中で身についてしまった穢れを祓います。

7月

●7月7日 14:00〜
恋愛成就七夕祭り

織姫と彦星に見立てた一組の紙こけしに自分と相手の名を書いて結び合わせ、本殿両側の『大笹』につるして、恋の願かけをします。

9月

●9月17日 14:00〜
敬老祭

老人の健康と長寿を祈願します。

11月

●11月23日 14:00〜
もみじ祭

美しい紅葉を手にした巫女が秋の豊作と縁結びのご利益に感謝し、舞を奉納します。

12月

●12月4日 14:00〜
しまい大国祭

この年のご利益を神に感謝し、次の年の開運招福を祈願します。この日から新年の干支絵馬の授与が始まります。

●12月31日 15:00〜
大祓祭(おおはらえさい)

1年の暮らしの中で身についてしまった穢れを祓い、清らかにして新年に備えます。
※天候その他の諸事情により中止もしくは変更になることもあります。


【地主神社の歴史】

地主神社の創建年代は、神代以前とされています。つまり日本では弥生時代、中国では漢や魏蜀呉の三国時代にあたり、原始日本人の自然信仰において聖なる地であったことがうかがわれます。
地主神社によると、アメリカの原子物理学者・ボースト博士の科学的な年代測定により、 本殿前の「恋占いの石」は弥生時代よりもさらに古く、縄文時代の遺物であることが証明された、とのことです。


778(宝亀9)年、隣に清水寺が開創されると、当時の日本で進んだ神仏習合の動きの中で、地主神社は清水寺を守護する鎮守社となっていきました。しかし、地主神社もその存在感を消すことなく保ち、現代と同じようにともに栄えていたようです。
811(弘仁2)年には嵯峨天皇が行幸されたとき、地主桜の美しさに三度車を返され、 「御車返しの桜」の由来となりました。この地主桜とは清水寺の桜のことです。
平安時代には嵯峨天皇、円融天皇、白河天皇が行幸した記録が残っています。970(天禄元)年、円融天皇行幸の際、勅命により臨時祭が行われ、これが現在例大祭「地主祭り」の起源となりました。


現在の社殿は、1633(寛永10)年に、清水寺の本堂と同じく徳川家光の寄進により、再建されたものです。
明治時代になって神仏分離令により、地主神社は清水寺とは独立した神社となりました。
1994年には、清水寺の一部としての登録ではありますが、地主神社も「古都京都の文化財」として、世界文化遺産に登録されました。


【地主神社を含む京都観光コースガイド】

◎清水寺から知恩院へ


【公式ホームページ】

地主神社


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