法然院の山門

法然院は、京都東山の鹿ヶ谷にある浄土宗の山寺です。銀閣寺から南禅寺や永観堂のある南方へ10分から15分くらい歩いたところにあります。
東山は低い丘陵であり、周辺は住宅街となっています。 それなのに、なぜか山中の趣があるのは、俗気の少ないこの寺を包む雰囲気によるのかもしれません。

法然院は、多くの文人や学者によって、その閑寂さを愛されました。境内には河上肇、谷崎潤一郎、内藤湖南、 九鬼周三、福田平八郎、稲垣足穂などの墓があります。

小さな寺ですが、重要文化財の狩野光信の襖絵なども多く、時期によリ公開されます。

法然院の境内

緑豊かな法然院の境内です。この木々の茂るさまが、法然院の特徴であり、魅力となっています。


法然院の境内の白砂壇

白砂壇(びゃくさだん)は水を表わし、その横を通ることで心身を浄める意味があるそうです。お寺の人の遊び心か、時期によリ、日により、いろいろな模様や文字が描かれます。



経蔵です。名前の通り、数多くの経典の版木がしまってあるそうです。


法然院の境内の白砂壇

境内の端に、古い石塔がたたずんでいました。


法然院の石畳の上の散り紅葉

季節はめぐり、紅葉のころ。


法然院の紅葉

秋の法然院は、美しい紅葉に包まれます。


公式ホームページ

法然院


この場所を含む京都観光コースガイドへ

◎銀閣寺から平安神宮へ


京都観光街めぐり

【法然院の基本情報】

●正式名称

善気山法然院萬無教寺(ぜんきさんほうねんいんまんむきょうじ)

●通称・別名

本山獅子谷法然院(ほんざんししがたにほうねんいん)

●宗派

単立(浄土宗の流れを汲む)

●山号

善気山

●本尊

阿弥陀如来

●住所

〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30

●電話

075-771-2420

●見学に要する時間

15分〜30分ほど。

●拝観時間

6:00〜16:00
(受付終了の30分前までに入場)

●休日

年中無休

●駐車場

あり(2台)

●拝観料

無料

●車いすによる拝観

不可(門前に10段ほどの石段があります。付添人がいれば歩ける人なら、境内はわりと平坦です。


【法然院へのアクセス】

●京都駅から
市バス5系統岩倉操車場行きに乗り、「浄土寺」下車
●四条河原町から
市バス5系統岩倉操車場行きに乗り、「浄土寺」下車


【法然院観光のワンポイント】

昔の文学者や哲学者の墓がありますので、探してみるのもよいでしょう。なかなか見つからないですけど…。


【法然院の年間行事】

4月

●4月1日〜4月7日 9:30〜16:00
春季 伽藍内特別公開

文化財保存協力料として500円が必要です。

11月

●11月1日〜11月7日 9:00〜16:00
秋季 伽藍内特別公開

文化財保存協力料として800円が必要です。

12月

●12月31日 除夜会

一般参拝者、参加自由です。
※天候その他の諸事情により中止もしくは変更になることもあります。


【法然院の歴史】

鎌倉時代の初め、浄土宗を創始した法然は、弟子の安楽や住蓮とともに、草庵を結んで念佛三昧の修行を行いました。そのときの草庵が、法然院の始まりとされています。
しかし、1206(建永元)年12月、後鳥羽上皇が熊野詣でに行き、都を留守にした際、後鳥羽上皇の女官の松虫と鈴虫が安楽と住蓮を慕って出家してしまいました。 これに激怒した後鳥羽上皇は、安楽と住蓮を死罪とし、法然を流罪としました。その後、草庵は荒廃してしまいました。
時代が下がって、江戸時代初期の1680(延宝8)年、知恩院第38世萬無和尚が、浄土宗の元祖である法然上人ゆかりの地に念仏道場を建立することを発願し、弟子の忍澂和尚によって、現在の法然院が建てられました。
1953年(昭和28)、浄土宗から独立して、単立の宗教法人となりました。


【法然院を含む京都観光コースガイド】

◎銀閣寺から平安神宮へ


【公式ホームページ】

法然院


京都観光街めぐり